いまあなたと生きてる

自分の気持ちの備忘録

Burn The Stage感想①:すべてひとりで~答えはひとつ~欲しいのは笑顔~

お久しぶりの更新です。

バンステの感想を書いていきます。

バンタンの魅力は何なのか、どういったところに自分が魅力を感じているのかが知りたくて、グループやメンバーの特徴をとらえるために備忘録としてここに記載していこうと思います。

あくまで一個人の感想なので、真に受けずに読んでいただければ幸いです。

 

EP1. すべてひとりで

世界的なスーパーヒーローを紹介するかのような言葉が飛び交う中で動画が始まった。その後、この密着撮影のフォーカスについて語り合う七人の話し合いの様子が数分間流れる。

 ユンギとナムジュンを中心にして、この撮影をする理由と向き合う七人。ステージという作品を作り込む過程は見せたくないが、できるだけファンに対しては正直にありのままの自分達を見せたいというユンギ。一方、人と人として対面することを重視しているナムジュン。他のメンバーは傾聴していて、がむしゃらに意見を出し合うよりかは人の意見をしっかりと自分の中で落とし込んでいるように見える。人の話を聞けるメンバー、質の高い意見を言えるブレインが複数人いるグループ。これは強いグループだと感じた。

 

その後、自己紹介の流れとなるんだけれど、皆クセがあって味わい深い。

張り切りすぎないリーダー、ナムジュン。

インタビューでぼそぼそと話すシーンとワイン片手にテンション高くまくし立てるように話すシーンとで二面性を覗かせるユンギ。

自分でビジュアル担当、ハンサム、と名乗るクセ強めの長男のジン。

ヒョンラインとマンネラインを結ぶホソク。

マンネのような愛嬌をもつジミン。

独特のテンポを感じさせるテヒョン。

度々ジンとふざけるシーンがよく見られ、いたずらっ子の一面が見えるジョングク。

 この七人が世界中でこれだけの社会現象を巻き起こしているグループだというけど、その姿だけを見ても、皆まっすぐな青年という風にしか見えないし、ましてや21世紀のビートルズと呼ばれるようになる偉大なオーラも特にない。

いったいどうして一見普遍的に見えるこの若い青年達にここまで骨抜きにされていくのか。

 

EP2. 答えはひとつ

 

以前より成長した姿で今回のワールドツアーへ臨んでいる様子のメンバーのコメントから始まる。そして、今回のワールドツアー幕開け・ソウル公演後、ホソクの誕生日を祝うシーンでちょっとした事件が起きる。

ホソクが大きなケーキを渡され、嬉しそうな顔をしていた。そこへニコニコしたジミンが近づいていき、ケーキのクリームをホソクの頬に擦りつけようとする。

避けたホソクの手にあるケーキがどんどんスライドして滑っていき、そのままナムジュンのカバンの上に落っこちていった。

まあ、そうなるよね、という気持ちでクリームがついたカバンの画を見ていた。

 

バンタンの特徴として、危機管理がないことがあげられると思う。まずあんな不安定な箱の上に置かれたケーキを手渡されたら他のものにケーキが当たらないように気を配るくらいはしてもいいはずなのに、ジミンは全く気にせずにホソクの頬にクリームを塗りたい気持ちのままに動く。

ちょっと考えればあんな大きなケーキを持つホソクにふざけに行ったらケーキを落としちゃうかな?と思ったりしそうなものだけれど、バンタンは身をもって学んでいくところがある。

 

危機管理が甘いのは何もジミンに限った話ではない。「喜びの先を目指したい、ファンの人生を知りたい、ファンの人生の一部になりたい、役に立ちたい」と深いことを語るナムジュンも、チリに着陸した飛行機の中でまさかのパスポートをなくしている。

ナムジュンに関してはファンも知っている通り、ボンボヤージュ1で度々パスポートやチケットを無くしかけ、最終的には本当にパスポートをなくしてしまい、一人泣く泣く先に帰国していた。

個人情報でもあり海外旅行では必須の持ち物であるパスポート。

一度でも忘れそうになりヒヤッとしたなら、その旅行中くらいは意識して持ち物には気を付けてもよさそうなところ、とうとう本当にパスポートをなくすところまでやる。

他のメンバーも度々忘れ物をしている。

ボンボヤージュ3ではホソクが不用心に店のカウンターに大事な鍵を置き忘れてしまっていた。

そこ?!というような詰めの甘さがバンタンのメンバーにはある。そこが危うい。危ういから、目を離せない。次第にこちらが見守ってあげなくては、という気持ちになってくる。

 

その後、シーンが変わり、昼ご飯を食べに行く六人。ユンギは1人部屋に行ってここにはいないことをわざわざ話題に出すホソク。

そして、ホソクとジミンのソロのダンスで場を盛り上げるジョングク。クオリティーの高いふざけだから、誰も嫌がらず笑って見守っている。

そしてホテルの部屋に戻ると、ホソクはまず先にユンギへごはんを届けに行く。店にいる時もおかずを持っていこうと提案したのはホソクだった。

なのに、今まで寝ていたとかカメラが密着しているからとはいえ顔もろくに見せず、最小限の幅でホソクからお弁当をもらうユンギ。

ユンギが少しだけ開けた隙間からお弁当を受け取ろうとしたが、引っかかってお弁当が傾く。きっとホソクが大事に持ってきたであろうお弁当が横になっても、きちんと受け渡してあげて、あの隙間からどれだけ見えたかはわからないが寝てスッキリしただろうね、とカメラに微笑むホソク。

 

正直、せっかく持って行ったごはんをあんなに雑に受け取られたら少しは嫌な気持ちになってもおかしくないと思ってしまうが、そこにユンギとホソクの絆のようなものを垣間見た気がした。

 

 

 

その後場面が変わる。

周りが慰めても全て跳ね返して自分の中にある暗い渦にずぶずぶとハマっていくジミンが、そこにいた。

 

EP3. 欲しいのは笑顔

 

続きはまた今度。